シラレゾGP

この企画は役所や企業・団体が作ったPRや研修のための映像を見て,いろいろ突っ込みを入れて笑おうというもの.イメージとしては運転免許の更新時や交通安全教室などで見せられるビデオを思い浮かべてもらうといいかも.ピクトアップは読んだことないのだけれど,スタンス的にはと学会に近いのかもしれない.
基本的には映像を流しながらステージ上の3人がコメントをする形で進行.リリー・フランキーがとにかく盛り上げ上手で,話題がなぜかクルマニクラスから村西とおるに飛んだり訳わからないながらも客席はかなり沸いていた.場慣れしている人は違う.映像そのものはそれほど派手なものではないので,多人数でわいわい見る分にはいいけど一人で見るとかなり寂しい気分になるかもしれないと思った(実際ゲストの方がそんなことを言っていた).
ただし昭和20年代の映像(狂犬病にかかった犬が泡吹いてのびている映像をそのまま流したり,人形を抱いた頭のおかしい兄ちゃんが誰もいない河原で自動車の規制を求め演説ぶったり)はかなりアナーキーだった.子供に見せたら泣かれそうなほどに.
また,ゲストの到着遅れで開演が20分遅れたのだけど,リリー・フランキーが喋りを伸ばしまくったおかげで終幕は予定より40分延びた.偉い! サービス精神の塊だね.AD(?)はかなりあせってたみたいだったけど(スケッチブックに「しめて!」と書いて手を回しているのに司会に気づいてもらえてなかったのには笑った).