2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

紙城境介 『僕が答える君の謎解き 2 その肩を抱く覚悟』 (星海社FICTIONS)

僕が答える君の謎解き 2 その肩を抱く覚悟 (星海社 e-FICTIONS)作者:紙城境介講談社Amazon どうしてなんだ。どうしてみんな、そんなに何も考えないで生きていられるんだ。 カウンセリングルームの引きこもり、明神凛音は真実しか解らない。クラスメイトの伊…

水田陽 『ロストマンの弾丸』 (ガガガ文庫)

ロストマンの弾丸 (ガガガ文庫)作者:水田陽小学館Amazon 怒りという燃料はお世辞にも上質とは呼べず、燃え上がることで体を突き動かすそれは、同時に未那の心を確実に消耗させていた。心というのは大食らいな上に偏食家なきらいがあり、他の滅多な動機では動…

岸馬鹿縁 『嘘つき少女と硝煙の死霊術師』 (ガガガ文庫)

嘘つき少女と硝煙の死霊術師 (ガガガ文庫 き 4-1)作者:岸馬 鹿縁小学館Amazon 人間よりも死骸を愛し、愚かで不善の選択をし、真っ当などとはとても言えない。けれどだからこそ。まるでお祭り騒ぎのような生き様と、死に様を。この世で唯一、死を祝福する愚か…

蛙田アメコ 『九龍後宮の探偵妃』 (星海社FICTIONS)

九龍後宮の探偵妃 (星海社FICTIONS)作者:蛙田 アメコ星海社Amazon 「お前はどうせ民のなかには居られまいよ……人々の間にいたとしても、独りきりであり続ける。我が後宮は、そんな女たちの揺り籠であり、そんな女たちから民草を守る檻なのさ。囚われる自由と…

土屋瀧 『忘却の楽園II アルセノン叛逆』 (電撃文庫)

忘却の楽園II アルセノン叛逆 (電撃文庫)作者:土屋 瀧KADOKAWAAmazon 彼らは示し合わせたように言うのだ。「わたしならあなたにいいお世継ぎを授けてさしあげられる」と。なんのてらいもなく、当然のこと、というように。そんなこと、これっぽっちも求めてい…

伴名練編 『日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女』 (ハヤカワ文庫JA)

日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女 (ハヤカワ文庫JA)作者:石黒 達昌早川書房Amazon 「代謝が下がり寿命の長いユキが人間の目ざす方向だとしても、長い睡眠時間と低下した行動力という単に引き延ばされただけの時間に、いったいどういった意味があるの…

松山剛 『僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語』 (電撃文庫)

僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語 (電撃文庫)作者:松山 剛KADOKAWAAmazon ああ、それが夢ならば、どんなに良かっただろう。ベッド脇で、『彼女』を見下ろし、僕は胸が締め付けられる。ジークフリーデ・クリューガー。彼女のあるべき場所…

赤城大空 『俺を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場3』 (ガガガ文庫)

僕を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場 3 (ガガガ文庫)作者:赤城大空小学館Amazon 「けどね。それはクロス君に無理矢理変われって言ってるわけじゃないんだ~。相手のことを気遣える優しいクロス君は、相手の嫌がる立ち回りや…

紙城境介 『転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?2』 (MF文庫J)

転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?2 (MF文庫J)作者:紙城 境介KADOKAWAAmazon ――これが精霊術学院の級位戦、その本質。精霊術の優劣を競うのではなく、如何に相手を調べ、分析し、対策するか――すなわち。熾烈なまでの、情報戦なのだ。 ジャック・リー…

達間涼 『PAY DAY 2 太陽を継ぐ者』 (MF文庫J)

PAY DAY 2 太陽を継ぐ者 (MF文庫J)作者:達間 涼KADOKAWAAmazon 父がブレイズマンだと私が知ったのは、父が死ぬ直前のことだった。――実は、私がブレイズマンなんだ。父はいつもと変わらぬ温かな笑みを浮かべ、愛おしそうに私の頭を撫でると、少しだけ寂しそう…

てにをは 『また殺されてしまったのですね、探偵様』 (MF文庫J)

また殺されてしまったのですね、探偵様【電子特典付き】 (MF文庫J)作者:てにをはKADOKAWAAmazon リリアナは俺が殺されるたびにいつもそばにいて蘇りを待ってくれている。俺の血や、涙や、嘔吐物をなんのためらいもなく受け止めて。そして生き返った俺に、呆…