2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

宮澤伊織 『裏世界ピクニック10 あり得るすべての怪談』 (ハヤカワ文庫JA)

裏世界ピクニック10 あり得るすべての怪談 (ハヤカワ文庫JA)作者:宮澤 伊織早川書房Amazon 「周りの白い領域は?」「まだ語られたことのない、あり得るすべての怪談」 膝枕をめぐる災難、「裏膝枕って知ってる?」。AIに自動生成される怪談の可能性とリンフ…

蒼井祐人 『あのとき育てていただいた黒猫です。』 (電撃文庫)

あのとき育てていただいた黒猫です。 (電撃文庫)作者:蒼井 祐人KADOKAWAAmazon 「改めておかえり。――また、育ててあげるね」 ある日、一匹の黒猫、テトが天寿をまっとうする。今際の際、飼い主の瑠璃香に何も返せていないことを強く悔やんだテトは、気がつく…

宮澤伊織 『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』 (創元日本SF叢書)

ときときチャンネル 宇宙飲んでみた 〈ときときチャンネル〉シリーズ (創元SF文庫)作者:宮澤 伊織東京創元社Amazon 「んー、どこから説明するといいかな。まず空間って実は存在しないんだけど」出た!「何が?」その“実は存在しない”ってやつですよ! 前回、…

長山久竜 『あの夏に捧ぐ逢いことば』 (電撃文庫)

あの夏に捧ぐ逢いことば (電撃文庫)作者:長山 久竜KADOKAWAAmazon 「だから、一緒に逃げよう。その『どこか』に辿り着くまでは」AIの少女を宿したスマホを手に、電車に揺られる。向かうのは、終点じゃない。当てもなく彷徨う、二人だけの旅だ。 何かを「願う…

新馬場新 『部屋には葦が生えている』 (双葉社)

部屋には葦が生えている作者:新馬場新双葉社Amazon ノストラダムスの予言が外れ、未来が続いたとしたら、やがて人類は『2001年宇宙の旅』に出てくるHAL9000のような人工知能に思考を委ね、決断を任せ、知らぬ間に自らの意思を奪われてしまうのではないか。そ…

えるぼー 『炒飯大脱獄』 (ガガガ文庫)

炒飯大脱獄 (ガガガ文庫)作者:えるぼー小学館Amazon 炒飯千食回峰行は人を殺す。それは精神的な死でもなければ、偏った栄養による死でもない。飢えて死ぬ。同じ味の炒飯を千食。とても食べられたものじゃない。飽きて、飢えて、死ぬ。 ここは上海の孤島に作…

立川浦々 『ミドルノートにさよなら』 (ガガガ文庫)

ミドルノートにさよなら (ガガガ文庫)作者:立川浦々小学館Amazon ――主よ。――これは、誰がための試練なのですか。答えなど、知りたくはなかった。 九重彩音と桜庭真白。バプテスト派の中高一貫ミッションスクール、清葉女学院の片隅で、ふたりは密かに想いを…