漫画

『復活の地III』,50ページくらい.2巻までのストーリーがすっかり頭から抜け落ちてた.ここはどこ,こいつ誰,みたいな.自分の記憶力に呆れる.読むうちにだんだんと思い出せたけど. 『だぁ!だぁ!だぁ!』,1巻の半分くらい.手足とかばたばたさせながら読…

森生まさみ 『ミモザでサラダ』 (花とゆめCOMICS/白泉社,ISBN:4592188063)

結局のところロボ男(名前忘れた)の思考回路がよくわからないままだったのであまり話に入れず,どちらかといえば少女漫画的コマ割りがすげぇ読みづらいなあという印象が強く残ったにとどまる(私が少女漫画をあまり読んでいないのが主な原因).ミモザは可…

古賀亮一 『ニニンがシノブ伝』3巻 (電撃コミックスEX/メディアワークス,ISBN:4840228159)

ネタ密度高すぎ.最近頭がお疲れ気味なせいか全部咀嚼することができなかった.密度を2/3にして一話のページ数を1.5倍にすればちょうどいい塩梅になるんじゃないかなあ,もしかするとアニメがそんな感じなのかも,見てないけど,とか消化不良の脳で考えた.

大亜門 『無敵鉄姫スピンちゃん』 (ジャンプコミックス/集英社)

面白かった.ギャグとか微妙に垢抜けてない絵面はいかにもなジャンプテイスト.角川とか電撃とかスクエニだったら大して注目もされず埋もれてたんじゃないか.一般的なジャンプ読者はコミックビームの存在を知らないんじゃないかと思うとちょっとドキドキ.

たなかのか 『伊賀ずきん』1巻・2巻 (BLADE COMICS/マッグガーデン,ISBN:4861270065,ISBN:4861270510)

ぱっと見ほのぼの.でも意外と黒い.衣装も含め. ちょっとした「黒さ」がいいスパイスとしてギャグにはたらいている,そんな印象.6.5.

コゲどんぼ『かみちゃまかりん』4巻 (講談社,ISBN:4063348954)

俗になったなあ.いや,悪口でなく. 前にも似たこと書いたけど,『ぴたテン』の初期の頃に見えてた「綺麗なイラストを並べて漫画にしてみました」的なところがなくなって面白くなってる.「俗」というのは「漫画家らしくネタを使っている」の意ね. で,ス…

影崎由那『かりん』3巻 (角川書店,ISBN:4047123625)

いけません,奥さん!……なんてベタな感想がまずひとつ. この巻では血の話はひと段落.ラブコメ風味もやや薄め.今回の主役は奥さんだ. 男に狙われる奥さん,自然にセーラー服を着こなす奥さん,犯罪を告発し少女を救う奥さん.でも名前を覚えられない(私…

滝本竜彦/大岩ケンヂ『NHKにようこそ!』1巻 (角川書店)

登場人物が見た目小ぎれいすぎて原作の(導入部の)悲惨さがあまり伝わってこないのが欠点といえば欠点だと思う.けどまあ,うそ臭さというかファンタジーな部分は失われてないし,こういった方向性もアリなのかなあ.これはこれで嫌いじゃない.6.5.

今井神『NEEDLESS』1巻 (集英社)

対応表が書けそうな勢い.書いた. ニードレス → アルター使い フラグメント → アルター ブラックスポット → ロスト・グラウンド ミッシングリンク級 → A級 シメオン → ホーリー BS解放軍 → ロウレス(?) 設定コマ割り構図台詞回しネーミングとどの方面か…

きづきあきら『ヨイコノミライ!』1巻 (ぺんぎん書房,ISBN:4901978268)

…痛いです。 『氷が溶けて血に変わるまで』でも思ったけどうまいキャッチコピーつけるなあ.予想外の方向からの攻撃に痛みもひとしお.とりあえず「やる気も才能はあまりないけどプライドだけは人一倍でつるんでいる漫研部員」の描写でアイタタタ.こっちを…

コンノトヒロ『ぷぎゅる』2巻 (講談社,ISBN:4063491749)

ゆるーい4コマ.定期的にキャラが増えている(減ってもいる)けど無駄がない.1巻(ISBN:4063491412)に比べると明らかに完成度が高まっている.ついでにエロ度合がアップ.素敵.好き. 基本的に奇矯なキャラクターをいじってネタにするタイプの漫画なので…

駕籠真太郎『殺殺草紙』 (平和出版,ISBN:486056099X)

スカトロ地獄に臓物風呂.アイデアの質量とも相変わらず凄い.中高生レベル(もしくはもっと低年齢)の妄想の底辺を汲み取って形にしました,的な.7.0.

オノ・ナツメ『LA QUINTA CAMERA』 (ぺんぎん書房,ISBN:4901978241)

どこかで見たことある絵柄だな〜と思ってたら老眼鏡本の方でしたか.先日のコミティアでお見かけしました. 内容.舞台はイタリア,ルームシェアして暮らす4人の中年男の物語.出会いに別れに恋に友情. …言ってしまえばこれだけ.ストーリーよりも絵柄を含…

精神安定剤やるから失せろこんな台詞,日常で使ってみてぇ.

竹内元紀『Dr.リアンが診てあげる』 (角川書店)

ISBN:4047134953(1巻) ISBN:4047135143(2巻) ISBN:4047135550(純情派) ISBN:404713595X(The movie) google:Dr.リアンが診てあげるで何時の間にか各書店の次まで来てしまってて申し訳ないなあと思ったので感想を少しだけ. 絵は決して上手くないしギ…

後藤羽矢子『運命とユウウツ』 (竹書房,ISBN:4812459273)

小牧の書店で平積みされてたのでなんとなく買ってみた.目に付くところに置いてあったのでおもろいのかなと手に取ったわけだが. えーと,エロマンガでした. いちおう女性向けらしいけど801臭はなく,男性向けとの違いがよく判らなかった.というより,ほと…

コンノトヒロ『ぷぎゅる 1』 (講談社,ISBN:4063491412)

第一印象は,ぶっちゃけて言えば不条理味を少し加えた『あずまんが大王』. ツッコミ(よみ)がいてボケ(大阪)がいて,かわいいのが好きな元気娘((神楽×2+榊)/3)がいてイカ(とも)がいる.そんなキャラたちがチェコちゃん(分類不能)を中心としてぐ…

きづきあきら『氷が溶けて血に変わるまで』 (ぺんぎん書房,ISBN:4901978187)

きづきあきらの短編作品集. 『モン・スール』(ぺんぎん書房,ISBN:4901978063)以上に痛い.ストレートな表現がまさに「胸をえぐる透明なナイフ」(帯の惹句より)として突き刺さってくる感覚がある. あまりにストレートに突っ走り過ぎな感も見受けられて…

感想その他まとめて

唐沢なをき『金春』『必殺山本るりこ』 エンターブレイン ISBN:4757717210 ISBN:4757717229 それぞれ旧版は所持しているのだけれど.最近の唐沢なをきは生き急いでいるというか描き急いでいるというか.過去の作品を読み返すとそんな気がしてならない. カネ…

雷句誠『金色のガッシュ!! 14』 ISBN:4091264549

また後輩が買ってきてくれたので. 少年マンガの王道をなぞってはいるけど,とにかく熱いし高テンション.このクォリティがずっと維持されればいいな,と切に願う*1. *1:少年誌の長期連載にあまりいいイメージがないので

コミックビーム付録のシャーリーさん(なぜかさん付け)に学ランを着せてみた(上の写真).よし.

雷句誠『金色のガッシュ!! 13』 小学館 ISBN:4091264530

後輩が研究室に持ってきてくれた.多謝. 読むたびに同じことを書いてる気がするけど,熱い.キャンチョメとウマゴンにしっかり出番を用意しているあたり,にくいね.

コミックビームの付録の特製ブックケースの具合が非常によろしい.カバーよりも個人的にはこちらの方が嬉しい.これが毎月ついててくれればいいのになぁ.

雷句誠『金色のガッシュ!!』

部屋にあった12巻までを読了. いやあ,面白い. 敵が増えたりバトルが続いたりするとダレてきてもよさそうなものなのに,全然それがない.高いテンションで熱い物語が推移しており,飽きが来ない.たいしたものだ.

新田五郎氏の『GUNSLINGER GIRL』評(ふぬけ共和国・マンガ)

ふむん.なかなか興味深い分析です. ところで最近『ガンスリ』と『イリヤ』,『ガンスリ』と駕籠真太郎作品が少女(女性)扱い方の点でかなり似ているような気がしてならない.前者では『イリヤ』に嫌悪感を抱いたという人をほとんど見かけないのも個人的に…

相田裕『GUNSLINGER GIRL 1』ISBN:4840222371

正直,アニメの第一話を見たとき,面白いとは思ったもののどの辺りに話に聞いていたような鬱的要素が入ってるのかが理解できなかった.おそらく原作のバックグラウンドを知らないからであろうと思い,ちょうどアニメイトのポイントが貯まったこともあって1巻…

「あ〜ん」を好きな漫画で埋める

ちょっと追加.『ヌルゲリラ』を忘れていたとは.不覚.

「あ〜ん」を好きな漫画で埋める

埋めてみました.なんだか統一感のあるような無いようなリストができて,個人的には満足です.作者・出版社などのデータはISBNを参照してください.複数巻あるものについては1巻のみを載せておきます. あ:あずまんが大王 ISBN:4840214670 い:苺ましまろ I…

あずまきよひこ『よつばと!』 ISBN:4840224668

一言だけ感想を.奔放な子供とそれを見守り,振り回される大人たちという構図がすごく好き.まだ物語の途上だけど,個人的には『あずまんが大王』よりも入りやすくて面白いと思う. また,いろんな人のネットでの感想を読むとかなり評価にばらつきがあるよう…

まとまらない雑文らしきもの

寝起きとか寝る前とかに『苺ましまろ』読んで,どうでもいいことを考えたり考えなかったりしている.多分,あまり頭を使わずに読めるからだろう.深読みというほどではない. 例えば,ばらスィーというペンネームは「素晴らしい」から「す」を抜いてできたも…