葛の葉との戦いも一段落,呑気な日常が帰ってくるかと思いきや,新たなドタバタが始まりの予感を告げる.三部作の後始末の巻ということで,お話的には総まとめ&次への助走.流石に寸止めにも限界があることを悟ったのか,エロから微妙に方向を逸らしつつ,それでも続く愛欲の日々の予感.ここにきてプラトニックかよ,とか言うのは野暮の極みだぁね.昔のひとは言いました,H のあとに I がある.しかし今回はテキスト運びの軽さや上手さがいつになく目立っていたように思えた.やっていることは「普通」の
ラノベと同じなんだけど,それだけに際だって見えた,てことなのかな.