魔術と天使と方舟をめぐる物語.五巻でとりあえず大きな流れは一段落ということでこの六巻は幕間,作者曰く「日常、ラ
ブコメ中心の巻」.すんげー良かった.キャラクター描写とラブ方面への力の入れようがイラストとの合わせ技で半端ないことになってた.初っ端の由衣の尻尾パタパタでこいつはヤバいなと思っていたら 103 ページのイラストとへなへなぺったんで完全沸騰,あとは最後までニヨニヨが途切れる場面がなかった.ポエジーと熱血
ももちろん健在.今までは恋愛よりも信頼に重きを置いて関係を描いてきた,と私は思っているのだけど,ここに来て恋愛の比重がぐっと高まり,三角関係にも新しい緊張感が生まれ……,とまた楽しみが増えてきた感がある.新章も期待して待ってます.