星家なこ 『ヒメカミ 緋炎の吸血姫《レイブラッド》』 (MF文庫J)

ヒメカミ ?緋焔の吸血姫(レイブラッド)? (MF文庫J)

ヒメカミ ?緋焔の吸血姫(レイブラッド)? (MF文庫J)

「情けないこと言わないでよ。男でしょ? 女の前では、いつでも格好つけてよ」

Amazon CAPTCHA

吸血鬼たちを統制することで,人間社会に浸透を図ってきた吸血鬼一族,時村家.自由を謳歌しつつ,吸血衝動に狂った吸血鬼は容赦なく狩る吸血鬼一族,鳴神家.吸血鬼にとって至高の血である『赤の極点』クリムゾン・ブラッドを持つために,時村の保護を受けながら学校生活を送っていた少年相崎のもとへ,鳴神の少女がある日押しかけてくる.
吸血鬼(異能とか血にまつわる因縁とか総合的に)+学園+押しかけ女房ものといった風情.ちょっと無駄に詰め込み過ぎではないかなあ.これといってどこが悪いというわけでもないのだけれど,各要素が無難にまとまりすぎている.そのためどの方向から切り取ってみても印象が弱い.異能方面には比較的強い作家さんだと思っていたのだけど,今回はそこももうひとつ.ちょっと厳しいなあ.