カンピオーネ!〈9〉女神再び (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 丈月城,シコルスキー
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 文庫
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「智慧の女神たる貴女だ。その聖なる目で余の名も見とおすやもしれぬが……。礼儀として名乗ろう。余の名はランスロット・デュ・ラック。湖の騎士と人は呼ぶ」
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雷鳴と愛馬を従えて、地上に降った軍神は告げた。
かの英雄王は,この世の最後に顕れるという.神祖の魔女王グィネヴィアは,彼を再臨させるための鍵が東の果ての地にあるという神託を受ける.その前に現れたのは,まつろわぬ大地母神として顕現したアテナだった.
シリーズ第九巻はアーサー王伝説 VS. 走水神社の倭建命伝説.エクスカリバーと天叢雲劍ってどっちがつおいの? という男の子男の子したテーマをノリノリに描いていて楽しい.今回は比較的素直な異能バトルだったので,頭の悪さ(良い意味悪い意味両方)が一段と目立っていた気はした.良かったです.