著:椎出啓/原作:あらゐけいいち 『日常の小説』 (スニーカー文庫)

「あっ! こ、ここここ、これはっ! 違うんですっ! これは違うんですっ!」
「ねじ! あなたが、伝説に語られた、ねじの少女なのですね!」
「そんな伝説、知りませんから! っていうか、違うんです! この背中のは、ええと、その! 違うんですってば!」

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タイトルから分かるとおり,『日常』のノベライズ.2 〜 15 ページくらいのショートストーリー……と呼んでもいいのか微妙だけど,とにかく全 20 篇.わりと無難な小説化かなー.漫画やアニメのノベライズにはたまにとんでもない傑作怪作があるので油断できないのだけど,これはオリジナルがすでに怪作なので独自の雰囲気を出すのが難しかったのではないかっつう気がした.東雲研究所の面々はいずれもちゃんと可愛かったので良かったです.