東出祐一郎 『ケモノガリ5』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ〈5〉 (ガガガ文庫)

ケモノガリ〈5〉 (ガガガ文庫)

「ところで、一つ質問がある。お前は、今まで人を何人殺したか覚えているか?」
「百から先は、数えてなどないな……!」
自信と誇りに満ち溢れた表情で、夜叉刀はそう答えた。……多分、これを監視しているであろうアストライアは爆笑しているんじゃないだろうか。
「そうか。ちなみに僕は千五百七十三人。ちゃんと数えている。いつか、数え切れなくなる日が来るだろうけど、そのときまではこの数字を覚えておきたいと思っている」

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ローマの街に散らばった十二人の“娯楽提供者(エンターテイナー)”を殲滅せよ.“十二使徒のゲーム”後篇.ほとんどのページが狂人や変態との殺し合いに費やされる.血を流し,頭を振り絞り,紙一重で戦う戦う戦う.感想として書き付けられることはあまりないんだけど,すげー楽しい.これこそ俺TSUEEEの極致ではなかろうか.ぜひいつか映像化されたものを見たいな.