瀬尾つかさ 『魔導書が暴れて困ってます。3 まあ、どうにかなるでしょう』 （一迅社文庫）

魔導書が暴れて困ってます。3 まあ、どうにかなるでしょう (一迅社文庫)

『甘いことは考えないでください。まずはサボ＝ザリを倒すことです。対等な交渉などというのは幻想です。外交とは、相手を屈服させた上で行うものなのですよ』
ひどい価値観もあったものだ。
が、そうおおきく間違ってはいないとも思う。

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100人の邪神の子たちによる邪神レースのさなか．邪神の子のひとりであるモーリ男爵から，謙児のもとに連絡が入る．男爵が電話口で言うには，変身の魔導書が奪われてしまったため，男爵としての姿をとれなくなったのだという．男爵は謙児たちと手を組むことを提案する．
猿が大活躍するおっぱいハーレムファンタジー第三巻．いろいろなものをストーリーに乗せながら，世界観や情報が非常に整理されており，毎度思うがさすが卒がない．話運びに卒がなさすぎて，むしろおっぱいネタが浮いているように見えるのは自分だけかな．