天球駆けるスプートニク 未到の空往く運送屋、ネジの外れた銀髪衛精 (Novel 0)
- 作者: ツカサ,redjuice
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/11/15
- メディア: 文庫
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西暦二〇三〇年七月七日、旧日本時間で十六時三十二分十六秒――その瞬間に人類は空を奪われた。
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全天を覆い、地上へ降り注いだ無数の光。それらは性格に周回軌道中の人工衛星と飛行機を貫き、撃墜した。
その一時被害による死者は約九十万人。落下物や火災などによる二次的な犠牲者は、世界中で五百万人以上。
西暦2030年.地球上空に現れた正体不明の72機の飛行物体,“衛精”によって,人類は199フィートより高い空を失った.それから17年後の西暦2047年.北太平洋の最速横断記録を持つ運び屋,イバ・タクロウの元には,今日も様々な依頼が転がり込んでくる.
地球は200フィートより高い空を奪われた.思考実験の一種のような状態になった近未来の地球を舞台に,運び屋の男と犬耳銀髪少女を描く.200フィート(約60メートル)という超低空を飛ぶことを強いられる(それより上空に行くと衛精に撃墜される)