ツカサ 『銃皇無尽のファフニールXIII スターダスト・クライ』 (講談社ラノベ文庫)

「そう――だから人間にとっての“光”に当たるものが何なのか。それを考えるべきだったんだよ。俺はさっき皆に名前を呼んでもらって、やっとその答えに辿り着いた。人間が他人や物を識別し、定義するために使っているのは――声に乗せた言葉だ

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かつてアトランティス大陸が存在した場所にある不可知領域.そこは,サード・ドラゴン,“真滅”のラグナロックの霧に包まれていた.その中には霧で再現されたアトランティスの都市が存在した.
クライマックスが近づきつつあるシリーズ13巻.終焉残滓(エンドマター)上位元素(ダークマター),他にも様々なドラゴンの名前が出てきて,伏線もあれやこれや.いかにもクライマックス前といった感じで情報量が多い.そして読むたびに言っているけど,ハーレムシーンは取ってつけたようでどうもうまくないよね.