宮澤伊織 『僕の魔剣が、うるさい件について3』 (スニーカー文庫)

僕の魔剣が、うるさい件について 3 「僕の魔剣」シリーズ (角川スニーカー文庫)

僕の魔剣が、うるさい件について 3 「僕の魔剣」シリーズ (角川スニーカー文庫)

“我は何者だ? 我々とは、魔剣とは、何なのだ? 今までこんなことを考えたことはなかった。おまえは我に、我の存在そのものへの疑問を植え付けたのだ!”

いろいろありながら,〈火神結社〉(ヴァルカン・ファランクス)の魔剣遣い,才森加奈子はクラスに馴染みつつあった.そこに現れたのは才森の師にして〈鉄暁〉(アイアン・サンライズ)の遣い手,鍛匠(マイスター)ホルスト・ゾーンターク.仮初めの穏やかな日々は終わりを告げようとしていた.

それぞれの思惑のもと,全面衝突する〈火神結社〉(ヴァルカン・ファランクス)〈兵器廠〉(アーセナル).夏王朝の時代から現代まで続く呪いの儀式,刕蠱.そして様々な名前と形を持つ魔剣.できることをバランスよく詰め込んだ情報を,ストレスなく最後まで読ませてくれる.良い意味で教科書的なエンターテイメントだと思うし,現代伝奇としても完璧(とは前も書いた気がする).ほんと,もっと読まれていい傑作だと思うのですよ.



kanadai.hatenablog.jp