梶尾真治 『かりそめエマノン』 (徳間デュアル文庫)

かりそめエマノン (徳間デュアル文庫)

かりそめエマノン (徳間デュアル文庫)

いまいち感情移入が出来ないのは文体が淡々としているからじゃないのか,とか考えてみる.決してつまらないわけではないのだけれど,特に心に引っかかるでもなくさらっと読み了えることになり,強い印象が残らなかった.ちょっと物足りない.

谷川流 『涼宮ハルヒの溜息』 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

全体が間延びしてる.章ごとに同じことを繰り返しているように見えてどうもテンポがよろしくない.「ハルヒは外見だけは良い」ことが定期的に強調されていたのと併せ,ハルヒの暴虐を強く印象付けたいということだろうけど,もう少しスマートに出来たんじゃないかなあ.300ページも無い中編なんだけども途中でダレた.

リファより

google:目黒の蜜柑
“目黒の蜜柑 → メグロノミカン → ネクロノミコン”.
音が似てるから置き換えてみただけのネタなのでまったく意味はありません.一件しかヒットしないのも当然のこと.深く考えないでください.
ちなみに今日のは
“自慰為す暗い人 → ジーナスクライヒト → ジーザスクライスト”.