2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

黒鍵繭 『Vのガワの裏ガワ1』 (MF文庫J)

Vのガワの裏ガワ1【電子特典付き】 (MF文庫J)作者:黒鍵 繭KADOKAWAAmazon 後になって、思うに、雫凪ミオ誕生プロジェクトは間違いなく成功していた。それだけを考えていたのだから、当然だろう。本当に、俺は徹頭徹尾、雫凪ミオちゃんのことばかり考えてい…

明治サブ 『腕を失くした璃々栖 ~明治悪魔祓師異譚~』 (スニーカー文庫)

腕を失くした璃々栖 ~明治悪魔祓師異譚~ (角川スニーカー文庫)作者:明治 サブKADOKAWAAmazon 少女リリスが手帳を覗き込み、「璃、とは?」「宝石。瑠璃玻璃の璃です。偏には王の意味もあります」「栖、は?」「特に意味はありませんが、ルイス・キャロル著…

菊石まれほ 『ユア・フォルマV 電索官エチカと閉ざされた研究都市』 (電撃文庫)

ユア・フォルマV 電索官エチカと閉ざされた研究都市 (電撃文庫)作者:菊石 まれほKADOKAWAAmazon 結局、「生まれてよかった」と思えたためしが、ほとんどなかった。 「ペテルブルクの悪夢」事件から半月。分析型AIトスティがドバイに建設された研究都市、ファ…

花宮拓夜 『メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら』 (スニーカー文庫)

メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら (角川スニーカー文庫)作者:花宮 拓夜KADOKAWAAmazon 「……多分、あいつは依存先を探しているだけなんだよ。そこに丁度よく僕がいて、たまたま条件が揃っていたから、好意を向けているってだけでさ」 大学生の愛垣晋助は、…

水鏡月聖 『僕らは『読み』を間違える』 (スニーカー文庫)

僕らは『読み』を間違える (角川スニーカー文庫)作者:水鏡月 聖KADOKAWAAmazon そう、現実世界は残酷なまでに何事も起こらないし、僕はメーテルリンクが『青い鳥』の中で語るように、何もない日常のすぐそばにこそ幸せがあると気づけるほどに歳をとりすぎて…

海山蒼介 『隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる』 (スニーカー文庫)

隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる (角川スニーカー文庫)作者:海山 蒼介KADOKAWAAmazon これは、互いが互いを誤解し合い、己で創り出してしまった勘違いに振り回されていく……。空想を知らない少年と、空想に溺れた少女の話である―…

すめらぎひよこ 『我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1 魔王城、燃やしてみた』 (スニーカー文庫)

我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1 魔王城、燃やしてみた (角川スニーカー文庫)作者:すめらぎ ひよこKADOKAWAAmazon 「誤解です! ロリコンなんかじゃありません! ただ、力では負けることのなさそうな体格の年下の子が好きなだけなんです!」「ロリコンとほぼ同…

鵜飼有志 『死亡遊戯で飯を食う。』 (MF文庫J)

死亡遊戯で飯を食う。【電子特典付き】 (MF文庫J)作者:鵜飼 有志KADOKAWAAmazon なにか食べよう、と思った。冷蔵庫を開けた。なにもなかった。なにも入っていないという意味ではない。入っているものの量だけをいえば立派なものだった。捨てる機会を長きにわ…

ムラサキアマリ 『のくたーんたたんたんたんたたん』 (MF文庫J)

のくたーんたたんたんたんたたん【電子特典付き】 (MF文庫J)作者:ムラサキ アマリKADOKAWAAmazon 「のくたーん、たたん……たんたん、たたん……」 ナノハにはいくつもの都市伝説がある。そのひとつは、裏社会から《死神》と恐れられる殺し屋、緋野ユズリハ。あ…