読書

髙村資本 『恋は双子で割り切れない5』 (電撃文庫)

恋は双子で割り切れない5 (電撃文庫)作者:高村 資本KADOKAWAAmazon 横断歩道を渡ると、純が「あの時は確か那織も居て、文句を言いつつも何だかんだで付いて来て、結局いつも通り三人で喋りながらだらだらと歩いたんだよ」と言った。いつも通り、ね――前だっ…

塩瀬まき 『さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ』 (メディアワークス文庫)

さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ (メディアワークス文庫)作者:塩瀬 まきKADOKAWAAmazon 「だって、世界はこんなにも広いのよ。娘を一番に愛せない母親がいたって、おかしくはないでしょう?」 賽の河原株式会社。就職先を決められないまま大学を卒業…

四季大雅 『ミリは猫の瞳のなかに住んでいる』 (電撃文庫)

ミリは猫の瞳のなかに住んでいる (電撃文庫)作者:四季 大雅KADOKAWAAmazon 「自分自身もまた、自分の魂にとっては他人なんです。わたしたちが自分だと思っているものは自分ではない。自分は自分に感情移入しているにすぎない。だからわたしにとって、柚葉先…

鶴城東 『衛くんと愛が重たい少女たち2』 (ガガガ文庫)

衛くんと愛が重たい少女たち 2 (ガガガ文庫)作者:鶴城東小学館Amazon おそるおそる、首にあてた手を離して、見てみれば……手のひらに、少量だけど、血が……「うそ、だ……」首から、血が出ている? なんで血なんかが出る?見れば、凛が口元を腕で覆っていて……あ…

長月東葭 『貘2 ―真夏の来訪者―』 (ガガガ文庫)

貘2: -真夏の来訪者- (ガガガ文庫 ガな 10-2)作者:長月 東葭小学館Amazon その一部始終を見ていたのは、次元の穴の向こうからこちらを覗く、大きな大きな瞳だった。其は〈獣の夢〉。《頭蓋の獣》。人工頭脳〈礼佳弐号〉の化身――あるいは、瑠岬センリ。夢の世…

蒼井祐人 『エンド・オブ・アルカディア3』 (電撃文庫)

エンド・オブ・アルカディア3 (電撃文庫)作者:蒼井 祐人KADOKAWAAmazon 否、こんな奴が“神”であってなるものか。だがしかし、この状態の神崎徹を“人間(ヒト)”と呼ぶには、あまりにも時代の認識が追いつかなすぎる――。 クローン体の病、〈エラー517〉を克…

五月雨きょうすけ 『クセつよ異種族で行列ができる結婚相談所 ~看板ネコ娘はカワイイだけじゃ務まらない~』 (電撃文庫)

クセつよ異種族で行列ができる結婚相談所 ~看板ネコ娘はカワイイだけじゃ務まらない~ (電撃文庫)作者:五月雨 きょうすけKADOKAWAAmazon 結婚の革命――――封建的な社会システムの維持のための結婚から、人間の自由意思を尊重し幸福を追求するための結婚への転…

彩月レイ 『勇者症候群』 (電撃文庫)

勇者症候群【電子特典付き】 (電撃文庫)作者:彩月 レイ,劇団イヌカレー(泥犬)KADOKAWAAmazon 人間と《勇者》が分かり合うことなどありえない。《勇者》とは無辜の民を滅ぼすものだからだ。 世界を滅ぼす力、《勇者》。それは、謎の生物「女神」に寄生され…

榛名千紘 『この△ラブコメには幸せになる義務がある。2』 (電撃文庫)

この△ラブコメは幸せになる義務がある。2 (電撃文庫)作者:榛名 千紘KADOKAWAAmazon もしかしたら世界で一番、幸せなのかもしれない。誰も不幸ではないのかもしれない。けれどその幸福に浸っている自分が、ふとした瞬間ひどく卑怯者に思えるのだった。 幼なじ…

榛名丼 『レプリカだって、恋をする。』 (電撃文庫)

レプリカだって、恋をする。 (電撃文庫)作者:榛名丼KADOKAWAAmazon 私は、ベッドで眠ったことがない。布団を庭の物干し竿に干して、お日さまの光をたくさん浴びせたことはある。夕日が沈む前に、急いで取り入れたことだって。でも、ベッドに敷き直した白い布…

二語十 『探偵はもう、死んでいる。8』 (MF文庫J)

探偵はもう、死んでいる。8【電子特典付き】 (MF文庫J)作者:二語十KADOKAWAAmazon ああ、そうだったと思い出す。だから私は。リリア・リンドグレーンは、目指したんだ。画面の向こうの魔法少女の名を借りて、正義の味方になることを。 これは、シエスタが眠…

赤城大空 『俺を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場4』 (ガガガ文庫)

僕を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場 4 (ガガガ文庫)作者:赤城大空小学館Amazon なにを……なにを勘違いしていたんだ僕は……!“死んでも守る”じゃ届かない! 勝てなきゃこの子は救えない!! 決闘に勝利したことで、ますます注目…

鵜飼有志 『死亡遊戯で飯を食う。2』 (MF文庫J)

死亡遊戯で飯を食う。2【電子特典付き】 (MF文庫J)作者:鵜飼 有志KADOKAWAAmazon 「ふざけるな」指が残り一本になったところで、御城(ミシロ)は言った。「ん。なに?」「ふざけないでくださいまし!!」 〈キャンドルウッズ〉から三ヶ月。しばらくゲームから…

朝依しると 『VTuberのエンディング、買い取ります。』 (富士見ファンタジア文庫)

VTuberのエンディング、買い取ります。 (富士見ファンタジア文庫)作者:朝依 しるとKADOKAWAAmazon 魂の想いは当事者になって初めて思い知った。この結末は酸鼻のきわみだ。VTuberが引退するというときには、とくにファンの間で通夜が始まる。その悲しみの声…

二月公 『声優ラジオのウラオモテ #08 夕陽とやすみは負けられない?』 (電撃文庫)

声優ラジオのウラオモテ #08 夕陽とやすみは負けられない? (電撃文庫)作者:二月 公KADOKAWAAmazon 「あなた、本当にわたしのこと好きよね」「そりゃねー……」「…………………………………………………………」否定しなさいよ……。気を抜きすぎでしょ……。ぼんやりとお湯に浸かってる…

香坂マト 『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います6』 (電撃文庫)

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います6 (電撃文庫)作者:香坂 マトKADOKAWAAmazon 「ま、待て、三日って長期なのか? 週にある二日の休みにちょっと何かくっつけばあっという間に形成されそうな連休……」「やかましいわ!! そも…

悠木りん 『星美くんのプロデュース vol.1 陰キャでも可愛くなれますか?』 (ガガガ文庫)

星美くんのプロデュース: 陰キャでも可愛くなれますか? (vol.1) (ガガガ文庫 ガゆ 2-3)作者:悠木 りん,花ヶ田小学館Amazon 「ボクは、誰かの『可愛くなりたい』って気持ちを絶対に笑ったりしない。だって、それってすごく勇気のいることだって、分かってるか…

鳴海雪華 『悪いコのススメ』 (MF文庫J)

悪いコのススメ【電子特典付き】 (MF文庫J)作者:鳴海 雪華KADOKAWAAmazon 僕の口の中で、僕の舌と胡桃の舌が複雑に絡み合う。唾液を混ぜ、お互いの過激な部分をべろりと撫でて刺激する。その動きは、粘膜に接触する異物を押し返そうとしているようでも、干渉…

逆井卓馬 『豚のレバーは加熱しろ(7回目)』 (電撃文庫)

豚のレバーは加熱しろ(7回目) (電撃文庫)作者:逆井 卓馬KADOKAWAAmazon 「世界は、変わってしまうのは一瞬なのに、変えていくのには途方もない時間がかかります。お豚さんたちは、それを変えようとしているのでしょう。とても立派なことです」 新国王シュ…

松村涼哉 『暗闇の非行少年たち』 (メディアワークス文庫)

暗闇の非行少年たち (メディアワークス文庫)作者:松村 涼哉KADOKAWAAmazon 働き始めて一週間で肌が荒れ始め、額に特大のニキビができた。二週間で休日にもゲームで遊ぶ気力さえなくなって、四週間で不眠症になった。薬局で買った市販の睡眠薬は効き目がよく…

八目迷 『ミモザの告白3』 (ガガガ文庫)

ミモザの告白 3 (ガガガ文庫)作者:八目迷小学館Amazon セミの声と扇風機の稼働音で満たされていた部屋に、ぎい、ぎい、とパイプ椅子の軋む音が加わる。生徒指導室に人が戻ってくるまで、ぎい。ぎい、と西園は音を鳴らし続けた。 文化祭が終わり、平穏を取り…

立川浦々 『公務員、中田忍の悪徳5』 (ガガガ文庫)

公務員、中田忍の悪徳 (5) (ガガガ文庫 ガた 9-5)作者:立川 浦々小学館Amazon 間違えてはいけない。そもそも中田忍は、本物の真面目な地方公務員などではない。本当に真面目な中田忍が、たまたま地方公務員になっただけ。忍を動かせるのは公務員としての高尚…

柴田勝家 『走馬灯のセトリは考えておいて』 (ハヤカワ文庫JA)

走馬灯のセトリは考えておいて (ハヤカワ文庫JA)作者:柴田 勝家早川書房Amazon 『じゃ、これが私なりのお葬式だから。みんな、楽しんでいってね!』こうして彼女のラストライブが幕を開けた。すでに死んでいる彼女が、生前の意思を残したバーチャルアイドル…

黒鍵繭 『Vのガワの裏ガワ1』 (MF文庫J)

Vのガワの裏ガワ1【電子特典付き】 (MF文庫J)作者:黒鍵 繭KADOKAWAAmazon 後になって、思うに、雫凪ミオ誕生プロジェクトは間違いなく成功していた。それだけを考えていたのだから、当然だろう。本当に、俺は徹頭徹尾、雫凪ミオちゃんのことばかり考えてい…

明治サブ 『腕を失くした璃々栖 ~明治悪魔祓師異譚~』 (スニーカー文庫)

腕を失くした璃々栖 ~明治悪魔祓師異譚~ (角川スニーカー文庫)作者:明治 サブKADOKAWAAmazon 少女リリスが手帳を覗き込み、「璃、とは?」「宝石。瑠璃玻璃の璃です。偏には王の意味もあります」「栖、は?」「特に意味はありませんが、ルイス・キャロル著…

菊石まれほ 『ユア・フォルマV 電索官エチカと閉ざされた研究都市』 (電撃文庫)

ユア・フォルマV 電索官エチカと閉ざされた研究都市 (電撃文庫)作者:菊石 まれほKADOKAWAAmazon 結局、「生まれてよかった」と思えたためしが、ほとんどなかった。 「ペテルブルクの悪夢」事件から半月。分析型AIトスティがドバイに建設された研究都市、ファ…

花宮拓夜 『メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら』 (スニーカー文庫)

メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら (角川スニーカー文庫)作者:花宮 拓夜KADOKAWAAmazon 「……多分、あいつは依存先を探しているだけなんだよ。そこに丁度よく僕がいて、たまたま条件が揃っていたから、好意を向けているってだけでさ」 大学生の愛垣晋助は、…

水鏡月聖 『僕らは『読み』を間違える』 (スニーカー文庫)

僕らは『読み』を間違える (角川スニーカー文庫)作者:水鏡月 聖KADOKAWAAmazon そう、現実世界は残酷なまでに何事も起こらないし、僕はメーテルリンクが『青い鳥』の中で語るように、何もない日常のすぐそばにこそ幸せがあると気づけるほどに歳をとりすぎて…

海山蒼介 『隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる』 (スニーカー文庫)

隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる (角川スニーカー文庫)作者:海山 蒼介KADOKAWAAmazon これは、互いが互いを誤解し合い、己で創り出してしまった勘違いに振り回されていく……。空想を知らない少年と、空想に溺れた少女の話である―…

すめらぎひよこ 『我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1 魔王城、燃やしてみた』 (スニーカー文庫)

我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1 魔王城、燃やしてみた (角川スニーカー文庫)作者:すめらぎ ひよこKADOKAWAAmazon 「誤解です! ロリコンなんかじゃありません! ただ、力では負けることのなさそうな体格の年下の子が好きなだけなんです!」「ロリコンとほぼ同…