もうひとつのPS2用ワイヤレスコントローラであるLogicoolのLPGC-30000（ASIN:B00006L8ZV）との使い勝手の比較を交えつつ，感想をば．
まず，重量は電池の使用本数がLPGC-30000（単3×4）に比べアナ振（単3×3）のほうが一本少ないということもあって，ホリの方がやや軽いかな，といった感じ．思ったほど大きな差はなかった．重いコントローラに慣れてしまったこともあるかもしれないけど．
次に，持った感じ．ホリの方がずっと持ちやすいと感じた．ただ，これは単に大きさが違うだけのことかもしれない．おそらく個人差があると思う．特筆したい点としては，振動．ワイヤレスアナ振は純正コントローラであるデュアルショック2とほとんど変わりない振動の強弱を表現できていた．コントローラの震えが大好きな私にとってこれはかなり重要なポイント．
ボタンやアナログスティックは圧倒的にホリ．特に方向キーはちゃんと十字になっており，感触はちょっと微妙ながら，円形でまともに入力できないLPGC-30000を半年以上使い続けてきた身からすると，4方向を正確に入力できるということだけで感動してしまった．アナログスティックも，少々やわい感じはあるが特に問題なし．
最後に問題点をひとつあげると，入力を受け付けないことがたまにあった．正しい姿勢でTVの前に座っているときはいいのだが，コントローラの向きを変えたり，TVから離したりするとボタンを押しても反応しなくなることがあった．これは電波が不安定なせいかもしくは有効範囲がマニュアルに記されている5mよりも短いかのどちらかだと思うのだが，詳細は不明．普通にプレイする分には問題はないし，今のところ大して気にならないのでいいといえば別にいいのだけど，ちょっと気持ち悪い．使っているうちに原因がわかるかな．まさか赤外線を送受信してるんじゃないよな．あと心配なのは電池の寿命だけど，これは使い続けてみないとなんともいえない．
結論．ワイヤレス好きなら買って損はなし．値段もLPGC-30000の約半分だし，何か不具合が出たとしても諦めがつくでしょう（いいかげん）．
