思春期

会社帰りに近所の本屋に立ち寄った.この書店はいつも電撃文庫の新刊を一冊ずつしか入荷してくれないのが不満なんだけど,この時間までやっている書店がうちの近くにはここしかないから仕方ない.
で,この本屋はなぜだか敷地の中心に官能小説コーナーが鎮座しているわけなんだけども,そこで塾帰りと思しきひとりの男子中学生を見かけた.しばらく観察してみると,平積みになったジュヴナイルポルノを棚に置いたまま片手でめくってみたり,私が視線を向けると途端に離れたり,またすぐ戻ったり,まあなんというか男子中学生だなぁ,と思った.その行動に懐かしくもしょっぱく酸っぱい思い出が蘇って胸が熱く,というより温くなった.でもその中学生はショタ受けしそうな可愛い顔した男の子だったので,見るひとが見ればまた違った感想(妄想)を抱くのかもなぁとも思った.
んで,目的の新刊は案の定ほとんど残ってなくてぶーたれた.