- 出版社/メーカー: タイトー
- 発売日: 2006/01/26
- メディア: Video Game
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『Nanostray』という北米産ゲームのローカライズで,どっちかというと古いタイプのシューティングゲーム.一部の敵ボスが弾幕を吐いてくるくらいで,基本的には「U字型に大きく避ける」タイプ.ただ画面に対して自機・敵機・敵弾すべてが大きめなので最初は当たり判定の見極めに苦労した.
一応の救済措置なのか,もっとも難しいモード以外なら敵弾に当たっても一撃死はしない.敵機や障害物にぶつかればとうぜん一撃死なので早めに墜とさないと危険.……なんだけど,敵機は全体的にかなり硬めで,接近してくる敵機を破壊するつもりでショット(オート連射)を当てているのにそのまま体当たりされてボカーン,てことが私の場合多い.ただし敵機は完全に一定のパターンに則っているらしく,イレギュラーな動きはしないので行動パターンを覚えればなんとかなる.死んで覚えろ,という感覚でやっぱりちょっと古い.
ひとつのステージがけっこう長め,かつ似たようなデザインの敵機(「バーチャルリアリティ」という言葉が認知されはじめた頃のデザインセンス.特にラスボスが)が多く出てくるため,途中でダレる.上に書いたように敵機は硬いから破壊する楽しさはあまり感じられないし,敵の動きも大味でなおかつ地味.サブウェポンの使い方を極めるとか,ストイックに楽しもうと思えばいくらでも遊べそうな気はするんだけど.良くも悪くも「洋ゲーっぽさ」が滲み出たソフトだなぁと思った.