連休4日目

引きこもりも飽きたのでFLOWER 展@国立科学博物館とイタリア・ルネサンスの版画展@国立西洋美術館にお出かけしてきたよ.
FLOWER 展のほうは青いバラの実物があったり花の発色のメカニズムを化学式で分かりやすく解説してたりと,思ってたより充実した内容で良かった.導管・師管・維管束といった用語を目にしたのも何年ぶりになるんだろ.元理系としては小学生の理科の時間を思い出して懐かしくも楽しかったですわ.
イタリア・ルネサンスの版画展は展示内容は文字通り.ギリシャローマ神話ならともかく,キリスト教をモチーフにしたものはよく分からんというのが正直.個人的にアゴスティーノ・ヴェネツィアーノの「死と名声の寓意」が興味深かった(こちらのブログに図版があります).<死>と両性具有の<悪魔>が話し合っている図(と解説文にはあったが,はっきりしたモチーフは不明らしい)んだけど,<悪魔>のこういう描き方ははじめて見たもんで.私が見たことないだけかもしれないけど,軽いカルチャーショック(?)でしたよ.