竹内元紀『Dr.リアンが診てあげる』 (角川書店)

google:Dr.リアンが診てあげるで何時の間にか各書店の次まで来てしまってて申し訳ないなあと思ったので感想を少しだけ.
絵は決して上手くないしギャグのネタ振りも恐ろしく強引だし,この作者,間違いなく漫画が下手だ.
ひとつの話の中でのネタ数は多い(ひとコマにネタひとつ)ものの,殆どがその場限りの一発芸的ネタ.しかも大半が下ネタ.ひとつでもツボにはまれば連鎖するように他のネタにも大受けする可能性があるし,そうでなければひたすら寒く苦笑いするしかない.ネタに乗れるか否かで楽しめるかどうかが大きく変わる,タイトロープな漫画だと思う.作者にとっても読者にとっても.
私はそのハラハラ感も含めて好きですがね.