キャラクターが三者三様ちゃんと自己主張しているのが良いね.「対象外」になったキャラクターは「いいひと」としてちょっとした見せ場を残したのち,思い出へとフェードアウト,さようなら.ってなパターンが私の認識(
ゲーム脳,エロゲ脳 or
ラノベ脳?)の中で「普通」になりつつあったもんで,パターンを踏襲しつつもあっさり終わらないしつこさ,粘っこさをキャラクターに持たせているのが妙に新鮮に感じられて良かった.その前提となる描写力はこの時点で既に完成されている感があって文句のつけようも無し.読みながら表情がこんなん
( #^ω^) なるのが抑えられなかった.つくづく,読者の表情を操るのが上手い作家だよなぁ.いよっ,
ラノベ界の
ユリ・ゲラー! 個人的には「
とらドラ!」よりこっちのほうが好みかな.是非ぜひ続編をお願いします.