曽我町子の遺作として一部で有名なゲーム.のっけから冴え渡る宙明節と
政宗一成のナレーションはもちろんそのまま.「
宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは僅か 0.05 秒に過ぎない.では,蒸着プロセスをもう一度見てみよう」.
( *´д`)はふ〜ん.特撮であることを忘れていない
スーツアクターの動きやコンバットスーツの質感もしっかり再現されているのだけど,特筆すべきは人物の表情.ポリゴン人形劇にありがちな硬質なものではなく,テクスチャやらなんやら
*1を駆使してきちんと「人間」の顔をしている.暗黒銀河女王は見紛うことなく曽我さんでした.これこそ技術の正しい使い方だな.特撮者から見ればいろいろ言いたくなることもあろうけど,好きで再現しようとしているのが分かるだけに遊んでて楽しかった.え,アクションゲームとしての出来はどうかって? えーと,野暮なこと聞きなさんな.