彼はただ、我欲を満たすために大聖杯を強奪した訳ではない。あの聖杯を使い、もっと恐ろしいことを企んでいる。 “知れたこと。全人類の救済だよ、ジャンヌ・ダルク。” 少年の全く迷いのない眼差し。 世迷い言、であればまだ良かった。夢を見るように陶然とし…
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