小林めぐみ 『食卓にビールを6』 (富士見ミステリー文庫)

まったり SF コメディ完結.しかし読み終わってもすぐには最終巻だと気づかなかった.あとがきを読んで,帯の文句を見て,ネットを巡回してようやく最終巻であることを知ったという.もし帯とネットが無かったら延々と続編を待つ身になっていたはず.ありがとう,みんな!
不条理で肩の力を抜いて楽しめる SF であることは最終巻も変わらず.今回は太陽電池篇のスケールのでかさと秘密基地篇の脱力感が特に良かったかな.
まあこのシリーズらしいと言えばらしい終わり方で良かったのかな,と.