購入してから一晩，この本の方向性は実はかなり正しいんじゃないかと思えてきた．
例文が（個人差はあるけど）とにかく楽しいし，密度も適当なので手持ち無沙汰なときになんとなくぱらぱらとめくって眺めようという気にさせられる．受験には使えないかもしれないけれど，カルチャーセンター的な教養テキストとしては，こういった方針は非常にアリだろう．詰め込みではなく，いわゆる「楽しみながら学習できる」を実践している，ある意味フロンティアな参考書として後世に語り継がれることとなるんじゃなかろうか．あと何年かすれば実用性のある萌え参考書が市場に出てくることになるかもしれないしな．我々は伝説の始まりを目の当たりにしているのかもしれないよ．
とりあえず，アンケート葉書には「『萌える漢字検定対策参考書・萌え漢』と『萌える気象予報士試験問題集・萌え天』を出してください」と書いて投函しておいた．前者は2級ぐらいまでだったら十分使える（ネタとしても）参考書ができそうだし．
