さてお仕事(研修)に目処がついたし帰ろう,と支度しているときにきた.免震構造のオフィスビルはグラグラというよりゆーらりゆーらりとかなり長時間に渡って揺れ続け,船酔いみたく気持ち悪くなった.新鮮な体験.奇しくも今日の昼には防災訓練をしたばかりだったのだけど,それが役に立つことはまったくなかった.というか,地震が収まった直後のエレベーターで一階に降りた.さすがに危ないかな,とは思ったけど,動いているなら平気だろ,と.平凡な人生にも多少のスリルが必要なのです.
もしかして帰りの電車が止まっているかもと心配したけど,特に遅れることもなく帰ってこれた.車内では同僚と専業主夫の是非について話し合ったり(なれるならすぐにでもなりたいという意見で一致した),研修途中で逃げ出して精神科に駆け込んだ新人(うちではなくグループ会社の)がいるらしいということを聞いて暗澹となったりした.