- 作者: 葉原鉄,八坂ミナト
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 文庫
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泣いても笑っても避けられない逆境なら、笑ったほうがいい。
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土属性の霊術使い埴本麒一郎は，教霊師になることを志し，精霊指定都市〈四方平〉へと単身乗り込んだ．父親と喧嘩別れしたため，学費の援助は受けられない．来て早々で行き倒れ寸前となった麒一郎を救ったのは，火属性の霊術使いの少女だった．
火，風，水、土．四属性の精霊と人間たちが共存する世界での学園青春もの．土属性ってのは公務員的なイメージなんかな．全体的に非常にさっぱりとした，いい意味での体育会系ノリ．火属性少女や姫婆さまといったキャラたちも面白く，クライマックスは四精霊のレースで〆とストーリーもまとまっている．目新しさはそんななかったけれども軽く楽しく読みました．それにしてもまあフェティッシュなご褒美シーンよな．舐められるのはちょっとアレだが，舐める側にはちょっとまわってみたい．
