丘野ゆうじ 『ぱられるロイド☆ヒトミ』 (スーパーダッシュ文庫)

ぱられるロイド・ヒトミ (集英社スーパーダッシュ文庫)

ぱられるロイド・ヒトミ (集英社スーパーダッシュ文庫)

大紀ニ六六X年、新東京メガロポリス──シンジュク区ネオカブキ町。
首都防衛の任をもつ、陸上自衛隊カブキ駐屯地。
防衛省の公表によれば、そこに配置されているのは陸自の最精鋭たる第一機械化歩兵師団を筆頭に東部方面電脳調査隊、さらに方面教育大隊などなどだ。
だが。
駐屯地の奥まった一角には、もうひとつ──どんな資料にも決してその名が載ることはない特殊な施設が存在していた。

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平凡な大学生,春待圭介のもとに,並行世界のバイオロイドだと名乗る少女,ヒトミが現れる.流れからヒトミと「契約」してしまった圭介は,なにやらヤクザ絡みの事件に巻き込まれてしまう.
お気楽なドタバタコメディ.どっかで見たようなギャグを,軽快につないで読ませてくれる.まあ 12 年前の作品だからってこともあると思うけど,すっと読めて,非常に毒にも薬にもならない感じだった.