- 作者: 北山猛邦,小松崎類
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/13
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
- この商品を含むブログ (10件) を見る
わたしの名前は……
Amazon CAPTCHA
五月雨結、十六歳。
探偵だ。
山奥のシリウス天文台に，五人の探偵が集められた．不思議な依頼書によりやってきた16歳の女子高生探偵，五月雨結は，ここで女子中学生探偵の霧切響子と出会う．これが，「犯罪被害者救済委員会」による，「シリウス天文台殺人事件」の始まりであった．
北山猛邦による『ダンガンロンパ』スピンオフ．コロシアイ学園生活の3年くらい前の話になるのかな，素直に読むと．本筋は比較的あっさりとしており，今回はそこよりも独特の世界観の仕込みが気になった．この世界にはおよそ65,500人の探偵がいて，探偵図書館という場所にDSC（ティテクティブ・シェルフ・クラシフィケーション＝探偵図書館分類）という分類ナンバーを付与されてファイリングされている，という．JDCみたいなものなのかと検索したけれど，この作品が初出なのかな．一巻はジャブみたいなものだと思うので，とりあえず次を楽しみに待ちます．本編のネタバレは（現時点では）ないので安心して読むといい．
