DQNに財布を奪られたよ,の巻

ちょっと変なテンションで書きます.


今日の夜9時過ぎ,自転車を走らせ帰宅の途についてました.いつもそうしているようにスピードはゆっくりゆっくりです.
その途中,薄暗い狭い道に差し掛かったんです.っても毎日通っている道なんですけどね.その道に広がるように歩く二人組の男がいたので,邪魔だなあ,と思いながら道の端に寄ったのです.するとどうでしょう,男たちはこちらの進路をふさぐように寄ってくるではありませんか.
私は自転車を止められてしまいました.二人組が詰め寄ってきます.男の一人が私の胸倉をつかんで「金出せ?出さねと刺すぞ?」と言いました.なんと見事な茨城弁でしょう.こっちの男は身長180cm前後,もう一人,自転車の前で進路をふさぐ男は身長約170cm,眼鏡と赤のキャップをしていました.
私はというと「何だようぜーなどうせ人刺す度胸なんかない癖にまあ財布は空だし中身見せれば納得して帰るだろ」などと実にいい加減なことを考えていました.そう,事実,私の財布の中には現金は1円玉が数枚しか入っていなかったし,その二人組が怖いなどとは思いもしなかったのです.このあたりの思考は,以前「金貸せ」といってきた友人に空の財布を見せたらおとなしく引き下がったこと,またカツアゲされそうになったとき急いで逃げたら助かったという経験からきたものです.あまり自慢できる経験ではありませんね.
で尻ポケットから財布を出し中身を確認させようとしたのですが,なんとつかみかかってきている彼は「財布ごと渡せ」などとぬかしやがりました.ふざけんなこれにはカードとかも入ってるんだよ手前ぇ如きに渡せるかと逡巡していたところ,
殴られました.
まず鳩尾を一発,次いでもう一発.ようやくここで私は「誰かー!」と叫んだわけですが,そしたら更に殴られました.頬に拳!飛ぶ眼鏡!殴り合いの喧嘩などしたことのない私.何発か殴られるうちあっけなく地面に倒れ,財布は奪われました.逃げざまに蹴られました.


つづく.