- 出版社/メーカー: テクモ
- 発売日: 2005/07/28
- メディア: Video Game
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前2作はホラーゲームの最高傑作級だと思っている私だけども,今作はもうひとつだった.前作「紅い蝶」で完成していたゲームシステムにいろいろ意欲的なものを取り入れているのはいいんだけど,その新システムのほとんどがプレイするうえでのストレス要因にしかなっていないのはどうだろう.複数のキャラクター操作然り,清めの蝋燭*1然り.例えば「しゃがんで霊から隠れる」という新フィーチャーがあるんだけど,隠れるより見つかってもいいから目の前を走って逃げたほうが安全で確実,とか意味のないものも多い.
ほかにもシナリオも何やら詰め込み過ぎで分かりにくい,難易度もHardモードだとやたら難しい(今までのシリーズはここまで難しくなかったはず)など,全体的に不満が.
私はこのシリーズの大ファンなもんで,今作ではどんなものを見せてくれるんだろうと超期待してたんだけど,期待が大きすぎたかも.1作目が名作,2作目が傑作とすると,今作は良作,か.決して駄目なゲームじゃないんだけどなぁ.
*1:名前ちょっと違ったかも