今日は職員向けPC講座にアシスタントとして参加すべく，8時に起きて大学へ向かったのだが，開始時刻を1時間も間違えてしまい，ちょっと時間が空いてしまった．
仕方ない，時間まで新聞でも読んで時間を潰すか，と図書館へ向かっていったところ，猫の親子を発見．母猫が子猫の首をくわえて運んでいる最中だった．あまりお目にかかれないシーンだったので急いでカメラを取ってきた．
親猫の方はいつも構内で寝そべっているやつで，まともに子育てやってんのかいな，と思ってたのでこの光景にはちょっと感心した．
で，時間があったし周囲に人もいなかったのでしばらく見ていると，母猫がこっちに気付き，子猫をちょっと離れた場所において私の足に擦り寄ってきた．まだ大学は休み中だし餌がもらえなくて腹を減らしていたんだろう．子猫もなんかよたよたしてるしな，と思って相手してやりながら観察してみると，この母猫，こっちに体を寄せつつも，子猫の方をちらちらと気遣うことも忘れていない様子．ああ，親娘（タマは無かったと思うのでおそらくメスだろう）の愛情は美しい，と感動し，近くのコンビニで煮干を買ってきて分けてあげたのだった．
というか，このシチュエーション，母が子の方を気にしながらもこちらに媚を売る様は，まるで娘を養うために男に擦り寄っていく貧しい未亡人みたいで，少々燃えるものがありました．
しかし，このときの写真を見返してみると微妙にぶれてるし，シャッターチャンスもことごとく外れてる．まだまだ精進が足りない．
