スティーブン・ハント/富永和子訳 『モリー・テンプラーと蒼穹の飛行艦』 (エンターブレイン)

モリー・テンプラーと蒼穹の飛行艦

モリー・テンプラーと蒼穹の飛行艦

スチームパンクのようなファンタジーのような世界で突き進む冒険譚.機械と魔法,さまざまな種族が入り混じった世界観と脇を固めるキャラクターたちが魅力的.話の筋は散漫,というとちょっと違うのだけど,モリー,オリバー,ほかと描写が飛び飛びになるためか少し読みにくい印象があった.私自身が翻訳ものが得意でないってこともあるだろうけどね.
というか私の言いたいことは(帯のことも含め)ほぼすべて仮面の男さん言われてしまったのでそちらをどうぞ.丸投げですみません.
世界観は凄く魅力的だと思うので,続きが出るなら私は読みたいと思う.