魔術やオカルトがひっそり息づく現代日本のライトコメディ.内容的には『ぷいぷい!』の"
ツンデレ"の部分を"クーデレ"に置き換えていっちょあがり.分かってやってるんだろうけどテキストや物語のノリもほぼそのまんまで片手間で書きました感が強いなー.ひょっとしてクロスオーバーを考えてるとか? "ツン"を"クー"に変えたところで話のラインはほとんど変えず,微修正でそのまま流用できることを体を張って証明して見せた.記号の集合に過ぎない萌えの互換性を体現して見せた一冊といえるかもしれない.いやまあ素直に読めば気軽に時間を潰せてあとに残らない,佳作エンターテイメントだと思うんだけどね.