西野かつみ 『かのこん11 〜アイはぼくらをすくう！〜』 （MF文庫J）

かのこん〈11〉アイはぼくらをすくう! (MF文庫J)

9 巻から始まったドラマ寄り三部作も決着．ちずると耕太の因縁や葛の葉の真相など，これまで隅に追いやっていたあれやこれやに一通りの説明をつけながらひとつの区切りを図る．悪くない．後半は少し詰め込み気味と思ったけど，いい意味でいつも通りのどたばたを維持しつつ，収集をつけながら話を進めているのは評価できると思うんだ．ネットの端っこでおっぱい読み飽きたと叫んだ私にはこのくらいのおっぱい分がちょうどいい．といっても次からはまた戻るんだろうけどナー．