藍原みつと 『フォーソルティアの風』 (電撃文庫)

フォーソルティアの風 (電撃文庫)

フォーソルティアの風 (電撃文庫)

キューソーの台詞が途中から寺田農で脳内再生された私.バルスwwww
なんというか圧倒的に言葉が足りない.ギンにしろソラにしろキューソーにしろ行動原理は「なんとなく」理解できるんだけど,その説明が足りなさ過ぎ.世界観もまた然り.過去の類似作品に作者独自の固有名詞(こっ恥ずかしいネーミングセンスだけはガチ)を当てはめて作品を一本作っただけの安易さを感じた.世界観創りに傾倒するとかキャラクターをこれでもかと掘り下げるとか,既視感やお約束を感じつつも読ませる作品はいくらでもあるわけで,これでは苦しすぎる.