北野勇作 『レイコちゃんと蒲鉾工場』 (光文社文庫)

レイコちゃんと蒲鉾工場 (光文社文庫)

レイコちゃんと蒲鉾工場 (光文社文庫)

管理不行き届きが原因で品質が劣化してしまった蒲鉾に出子山係長がさらわれてから、もうすでに一週間が経過していた。

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戦争の影が漂っていてナマモノが出てきてなんか粘液っぽくてブラックユーモアが効いてて.蒲鉾といえば長方形の板,SF で長方形の板といえばあれしかないよね,ということなのか『2001年宇宙の旅』をモチーフに織り込みつつ,わりといつもどおりの北野勇作.なんか前も似た感想書いたような.でも構えず読んだためか角川ホラー文庫の『恐怖記録器』よりずっと怖かったのは私だけか.帯やカバーは嘘八百なのでご購入される向きは気をつけるようにネ.