秋山瑞人 『龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01』 (電撃文庫)

龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)

龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)

「あれは、何だ」
あれは、本当に生身の人間だったのか。
あれは、本当に生身の人間の為せる業だったのか。
そう尋ねたつもりだった。
まるで質問の態を成していない月華の質問の意味を、群狗は正確に察してくれた。
「あれは、剣でございます」
群狗の答えは天を天であると、地を地であると言うが如くに明快だった。
「あれこそ、剣でございます」

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秋山瑞人の中華ファンタジー・序章.シェアワールドのもう一方である「ケルベロス」武侠小説のにおいが強いのに比べると,なるほどたしかにファンタジー色が濃い.1 月に新刊が出ると聞いて駆け込み的に読んだのだけど,やっぱ抜群に上手いなあ.瑞々しい表現力とストーリーの構築力がすげー高いレベルでまとまっていて,すごくバランスの取れたエンターテインメントになっていて.この時点のあとがきには「一応、次の巻でラストまで行くつもり。」とあるけど,果たしてどうなっているのか.来月を楽しみにしてます.