一目で人知を越えた異形と分かる、歪なシルエット。
逆関節の脚部。
巨大な
背部 ユニットと、そこから生えた巨大な一対の副腕。いわゆる
機甲 をまとった、女の子だった。
20年ほど前から突如発掘されるようになった金属片、
学園アクションボーイ・ミーツ・ガール。きれいにまとまったプロローグ。定番の組み合わせや話の展開も、発売から10年以上も経つとさすがに古さを感じてしまう。まあ、買ったまま積んでいたのが悪いんだけど、似たジャンルでも古びる小説と古びない小説があるのはどこから違いが出るんだろうとしばらく考えました。