第 2 回
小学館ライトノベル大賞・佳作受賞作.ついったの Timeline でぼろかすに言われてたので期待せず読み始めたら思いのほか面白かった.あれ? 情報量のわりに文章がたらたらしているとか美郁を探すにしては久遠の足どりが不自然じゃないかとか気になる部分は多いものの,観察者効果とか
人間原理とかに少年漫画的俺様理論をあれこれとこじつけた後半は良かったと思うんだ.ってもこの解釈自体が好意的な
牽強付会と言われりゃ反論の材料もないんだが.あたまわるいプロフィールとあとがきからは受賞が嬉しくて仕方ないといった風がじわじわにじみ出ている.私と同じく MISOJI 手前の 80 年生まれならもうちょっとしっかりしてください.