- 作者: 瀬尾つかさ,矢立肇,芳住和之
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2009/06/20
- メディア: 文庫
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認識は変容し、ヒトは新しい世界をあっさりと受容した。
宇宙(そら)をかける少女〈上巻〉 (一迅社文庫) - はてなキーワード
それが当然のことだと受け止めた。
宇宙はフロンティアなどではなく、地に足のついた生活の場なのだと。
時は軌道歴 311 年.名門・獅子堂家の三女・秋葉は夏休みに倉庫警備のバイトをすることにした.裏から獅子堂家の息のかかった簡単なバイトのはずだったのに,思わぬ騒動に巻き込まれ.
はじめて読んだ瀬尾つかさ.アニメは(中略)だけどノベライズはいいらしいよという話を聞いてたので買ってみた.ノベライズってことで頭のほうは背景の説明など少し硬かったのだけど,中盤からラストにかけてぐんと面白くなった.ストーリーは王道だと思うのだけど思わせぶりな謎をいくつも散りばめていて読んでいて飽きない.秋葉やレオパルド,ほのか,ミコトといったキャラクターもそれぞれが生き生きと魅力的に描かれていた.なんつうか全方位的に隙が少なく,さすが人気作家と言うべきなのかな.アニメはどっちにしろ見てないんだけどほぼ気にならず,予想してた以上に良かったです.下巻も買うぜ.みんなもノベライズだからとか言わずに買うといい読むといい.