- 作者: 大谷久,望月朔
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: 文庫
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それなのに、僕はまだ夕日ちゃんのことが好きで好きでたまらないのだから、これはもう本当に救いがない。
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絶対に叶わない恋を、患い続けて生きていく。
「──辛いなぁ」
辛いけど、その関係すら気持ちいい。と思ってしまうあたり、いよいよ末期だ。
少年結社ウサギ団の帝都侵略がはじまった.帝都上空には空中巨城,地上には溢れる武装ゾンビ,恐竜ゾンビ.帝都治安維持担当大臣からの命を受け,久郎と夕日の病葉兄妹は少年結社ウサギ団に立ち向かう.
ここではない帝都を舞台にした異能バトル第三弾.ゾンビの大群やら巨大電人対恐竜ゾンビやら,ガジェットのチョイスと景気の良さは嫌いではない.嫌いではないのだけど,もうひとつ盛り上がらない.地の文と説明セリフであれもこれもと説明しすぎではないかなぁ.アイデアは良いのだけど見せ方が,という.ストーリー的にもとんがった部分が徐々に丸くなりつつあるような.