武井10日/原作：武梨えり 『かんなぎ 〜校内ケガレ浄化合宿〜』 （一迅社文庫）

かんなぎ ~校内ケガレ浄化合宿~ (一迅社文庫 た 1-1)

「地味☆だね」
「地味言うなっ」
ナギは地味アレルギーのようだ。

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夏休み最後の日，8 月 31 日．学校でケガレ退治をしていた仁とナギは，取り逃がしたケガレによって校内に閉じ込められてしまう．そこで始まったのは謎の「ケガレ祭り」．何やら集まった美術部のメンツとともに，ケガレの挑戦に立ち向かうふたりであった．
終わらせるまで出られない，繰り返される 8 月 31 日に起こったケガレ浄化合宿のてんやわんや．『かんなぎ』の番外ノベライズ．各種パロディネタを織りまぜたつつのお祭り騒ぎ，かな．原作のノリがどんなだったか，まったく思い出せなくなっているのだけど，特に気にはならない．まあネタがネタなので好みはあるだろうけど，テンポは非常によく，楽しく読めました．しかしこれ，えらく爛れた合宿なのではないかなあ．