僕の魔剣が、うるさい件について 2 「僕の魔剣」シリーズ (角川スニーカー文庫)
- 作者: 宮澤伊織
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: Kindle版
- 購入: 2人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
「これが私の魔剣――
《象られた力》 」心花が魔剣の銘を口にすると、拳に巻かれたセスタスが輝き――唱い始めた。
ここだ! われはここにいるぞ!
ものすごいちからをもつわれが、ここにいるぞ!
意思を持つ魔剣
事故によって魔剣の遣い手になってしまった少女の悲劇.魔剣と遣い手たちのバトル第二巻.蚩尤の時代から続く魔剣遣い同士の殺し合い.それぞれに魔剣を掲げつつ対立するふたつの組織.そして,SFのタイトルを掲げる魔剣(剣とは限らない)というくすぐり.どれを取ってもとても良い.タイトルから想像できるかわからないけど,これ以上真っ当な現代伝奇小説はないと思う.伝奇とかSFとか好きなら思わぬ方向から刺さるかも.気軽に読んでみるといいかもしれない.