ケモノガリ の検索結果:

水沢夢 『俺、ツインテールになります。10』 (ガガガ文庫)

…と熱く熱く描き切った.いやあもうほんとに熱いしカッコいい.虚勢を張るばかりだった敵首領・ティラノギルディも成長してゆくのがまたいいのだ.部下からも馬鹿にされていたチキンな首領がついに吹っ切れ,主人公と馬鹿同士の殴り合うクライマックスのカッコよさは,まさに正統派ヒーローもののそれだった. 力の入ったイラストの使い方も非常に効果的.『ケモノガリ』二巻と同じ見せ方を使っており,これがバッチリはまっていた.イラスト見開きはたまに見るけど,この見せ方は珍しいよね.素晴らしいものでした.

2014年の二十冊 by id:kanadai

…文庫) → 1巻感想 2巻感想 3巻感想 東出祐一郎 「ケモノガリ」 (ガガガ文庫) → 感想 キジ・ジョンスン/三角和代訳 『霧に橋を架ける』 (創元海外SF叢書) → 感想 伊与原新 『磁極反転』 (新潮社) → 感想 レイ・ヴクサヴィッチ/岸本佐知子・市田泉訳 『月の部屋で会いましょう』 (創元海外SF叢書) → 感想 森川智喜 『未来探偵アドのネジれた事件簿 タイムパラドクスイリ』 (新潮文庫nex) → 感想 伊豆平成 『日常の夏休み』 (角川つばさ文庫) → 感想

東出祐一郎 『ケモノガリ8』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ 8 (ガガガ文庫)作者: 東出祐一郎,品川宏樹(Gainax)出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/06/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る これで彼女は救われる。アカガミロウキ、という意識は消えてなくなるけれど。ケモノガリはケモノガリであって、ケモノではない。 世界に悪があるなら、まだケモノガリは何かを為せるはずだ。 色々なことがあった。旅をして、誰かを救って、顔も忘れた誰かを殺し続けた。 正義ではないだろう。けれど、決して悪では…

東出祐一郎 『ケモノガリ7』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ 7 (ガガガ文庫)作者: 東出祐一郎,品川宏樹(GAINAX)出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/12/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る 僕が彼に勝っている点はただ一つしかない。それこそが、僕がこの場にいる理由だったじゃないか。 僕の才能は『殺人』の才能だ。 より正確に言おう。『全く冷酷に何の躊躇もなく、命を絶つために最適な方法を選ぶ』ための才能だ。最強の力を持つものを、力で圧倒する必要はない。僕はただ、殺害するために全力を尽く…

東出祐一郎 『ケモノガリ6』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ 6 (ガガガ文庫)作者: 東出祐一郎,品川宏樹出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/05/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る 肉体ではなく、細胞が憤り始めた。ここが終着点だと誰が決めた? 肉体か? 脆弱だから、これ以上の進化はなく、これ以上の伸びしろはない? 違う、断じて違うぞ。僕はまだ強くなる、勝って殺すために強くなる。魂が先行して突っ走りすぎているというのならば、そら肉体も走り出せ。 腱は頑丈に、太く、そして柔軟に。筋肉は細胞の…

東出祐一郎 『ケモノガリ5』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ〈5〉 (ガガガ文庫)作者: 東出祐一郎,品川宏樹出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/10/18メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る 「ところで、一つ質問がある。お前は、今まで人を何人殺したか覚えているか?」 「百から先は、数えてなどないな……!」 自信と誇りに満ち溢れた表情で、夜叉刀はそう答えた。……多分、これを監視しているであろうアストライアは爆笑しているんじゃないだろうか。 「そうか。ちなみに僕は千五百七十三人。ち…

東出祐一郎 『ケモノガリ4』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ4 (ガガガ文庫)作者: 東出祐一郎,品川宏樹(GAINAX)出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/01/18メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る だから、休むな、眠るな、戦って殺し続けろ。世界の悪意を、理不尽で打倒しろ。 Amazon CAPTCHA 教皇が危篤に陥った.教皇選挙(コンクラーベ)が近づくローマには多数の信者が押し寄せていた.殺人クラブのメンバーである次期教皇の最有力候補,ヴァレリオ・ロベルテ…

2011年の二十冊 by id:kanadai

…感想 東出祐一郎 『ケモノガリ3』 (ガガガ文庫) → 感想 藤子・F・不二雄/瀬名秀明 『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』 (小学館) → 感想 瀬名秀明 『希望』 (ハヤカワ文庫JA) → 感想 深見真 『疾走する思春期のパラベラム 君に愛を、心に銃を』 (ファミ通文庫) → 感想 神林長平 『言壺』 (ハヤカワ文庫JA) → 感想 大間九郎 『ファンダ・メンダ・マウス 2 トラディショナルガール・トラディショナルナイト』 (このライトノベルがすごい!文庫) → 感想…

好きなライトノベルを投票しよう!! - 2011年上期

…』 (講談社BOX) → 感想 東出祐一郎 『ケモノガリ3』 (ガガガ文庫) → 感想 チャー 『リヴァイアサンのセカイ』 (ガンガンノベルズ) → 感想 投票用コード 【11上期ラノベ投票/9784047268913】 【11上期ラノベ投票/9784569676470】 【11上期ラノベ投票/9784757531901】 【11上期ラノベ投票/9784062837705】 【11上期ラノベ投票/9784094512533】 【11上期ラノベ投票/9784757531888】

東出祐一郎 『ケモノガリ3』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ 3 (ガガガ文庫)作者: 東出祐一郎,品川宏樹出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/02/18メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (22件) を見る それじゃ、互いの望みを叶えよう」 瞳がカッと見開き、瞳孔が捕食獣(プレデター)のように残酷な色を帯びた。 「──殺す。引き裂き、引き千切り、霞に散れ!」 「──殺す。貫き、抉り、塵に還す!」 「──殺すッ! 全てを賭けて全てを投じて君という存在を虐殺する!」 Amazon C…

2010 年の二十冊 by id:kanadai

…ミエヴィル/日暮雅通・他訳 『ジェイクをさがして』 (ハヤカワ文庫SF) →感想 伊藤ヒロ 『アンチ・マジカル 〜魔法少女禁止法〜』 (一迅社文庫) →感想 ジョー・ウォルトン/茂木健訳 「ファージング」 (創元推理文庫) →第一部感想 第二部感想 第三部感想 ラッタウット・ラープチャルーンサップ/古屋美登里訳 『観光』 (ハヤカワepi文庫) →感想 東出祐一郎 『ケモノガリ2』 (ガガガ文庫) →感想 川岸欧魚 「邪神大沼」 (ガガガ文庫) →三巻感想 四巻感想 五巻感想

東出祐一郎 『ケモノガリ2』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ 2 (ガガガ文庫)作者: 東出祐一郎,品川宏樹(GAINAX)出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/07/17メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 27回この商品を含むブログ (22件) を見る 僕は声なき咆哮と共に、その一歩を踏み出した。 暴虐には更なる暴虐を。 高慢には氷の刃を。 ケモノには、ケモノガリをあてがうために。 Amazon CAPTCHA 赤神楼樹は,殺しの才能に目覚めた"ケモノガリ"である.弱者を弄ぶ"ケモノ"を狩るため,殺されたクラ…

東出祐一郎 『ケモノガリ』 (ガガガ文庫)

ケモノガリ (ガガガ文庫)作者: 東出祐一郎,品川宏樹(GAINAX)出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/07/17メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 62回この商品を含むブログ (47件) を見るすべてにおいてパッとしない平凡な高校生,赤神楼樹は自身の「才能の欠落」を嘆いていた.大きな転機は東欧の小国での修学旅行の最中.各界の有力者が集うクラブにクラスごと拉致されたとき,隠れていた楼樹の才能が明らかになる. 東出祐一郎のオリジナル小説デビュー作は血煙薫るヴァ…