「セカイをとるか、キミをとるか」式の比較的よくある小説.使い古された感のある題材をとてもオーソドックスにまとめているため,無理なく読める反面,「これは!」という魅力も薄く,物足りない.以下続刊らしいけど,どうにも物語が膨らみそうな予感も見受けられず.小さくまとまり過ぎ.駄作じゃないんだけど,いまひとつかと.
憐 Ren 錆びゆくココロと月色のナミダ (角川スニーカー文庫)
- 作者: 水口敬文,シギサワカヤ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/03/31
- メディア: 文庫
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