『プロ野球チームをつくろう!』 (セガ)

既存 12 球団から 1 チームを選び GM として 10 年以内の日本一を目指せ.いちおう日本一(でもシーズン 2 位)になったので感想や気づいたことを羅列.

  • テンポは非常によろしい.試合を飛ばせばゲーム中で一年経過するのに一時間かからない.
  • チームを選択する際に選手を 5 人しか残せないのが最初の試練かね.愛着ある選手の多くを切り捨てないといけないのが厳しい.
    • ちなみに私が選んだのは楽天で残った選手は鉄平・田中・長谷部・永井・一場.
  • FA 取得までの期間が短く CPU のチーム間のトレードも活発で選手の動きはかなり激しい.
    • 自チームの選手が何の前兆もなくいきなり FA で出て行きたがるのが釈然としない.練習は指示しておけば勝手にやってくれるので「わしが育てた」感も薄い.
      • 20 勝エースの大野と四番ショートのノムケンに二年連続で出ていかれたときにはどうしてくれようかと思った.
    • 「衰えたベテラン⇔名のある若手(OB)」が初期のシリーズ並みに成立しやすい.不満度のようなパラメータもない.
    • 選手の扱いはシミュレーションゲームのユニットというよりは TCG のカードあるいは将棋の駒みたいな印象.衰えた選手はサックリ交換が勝利への近道ではあるんだけど,いまいち愛着が湧きにくいシステムになってるなあ.
    • 一方で他チームには衰えた外国人選手がいつまでも居座ってたりするのは今まで通り.
  • バランス調整は揺らぎが激しいけどかなり苦心したあとが見えてあまり責められない.
    • 1 年目はリーグ 30 傑に防御率 1 点台が 10 人,一方で打率 3 割は 3 人だけ.
    • その 4 年後にはシーズン 70 本を打つ化け物外国人が幕張に現れることに.
  • ドラフトでは 10 年にひとりレベルの OB が毎年数人は現れる.インフレ激しすぎ.
    • 過去の経験から勝つためにはまず守り,と思ったのでアベレージと守備を重視して新人を集めた結果出来たのがレフトから飯田・蓑田・高田繁の外野陣.二遊間は辻とムッシュ吉田.燃えない守備陣萌え〜.
      • しかし西武の捕手陣がレギュラー細川,二番手銀仁朗,指名打者田淵,期待のルーキー伊東と揃ったときはどうしようかと思った.
  • 「本格プロ野球シミュレーション」を求めると腹が立つかもしれない.あくまで「ゲーム」なのでそこを勘違いしないよう.
    • それにしてもいろいろ削りすぎ,タイニーになりすぎだとは思うけど.

プロ野球チームをつくろう!

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