- 作者: 赤月カケヤ,しらび
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/01/17
- メディア: 文庫
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「君は本当に馬鹿だなぁ。今どきそんなおめでたい話を信じているのは君くらいだぞ。嘘さ。嘘に決まってるだろう。そんな理由で殺人鬼になるわけがないじゃないか。たかだか母親を殺された程度だぞ? 君たちは本当に殺人鬼に対する理解がないんだなぁ。殺人には必ずそれに見合った理由があると信じて疑わない。何か勘違いしてないか? 君たちに納得できる理由があるのなら、その時点でそいつは殺人鬼じゃない、普通の人間だ」
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閉じ込められた水族館からの脱出を賭け,正体を明らかにした殺人鬼とのゲームが始まる.三巻(感想)との前後編となる後編.やー,すげー楽しい.異能者のデスゲームから始まったストーリーが,新興宗教やら「現代日本」を創世する神話やらクオリアやら人を構成する